ただただ思ったことを上手く伝える練習

デジタルに希少価値の追加できたあと、価値のデジタル的な浸食

 NFTが追加されたスニーカが販売されるニュースを見ました。

 

 デジタルは容易にコピーすることができるという特徴のおかげで、コストを下げたり、多くの人に伝搬しやすくしたりすることができると考えています。

 

 当然ながらデジタルなものにも金銭的な価値はあります。特定の世界の中でコピーできないような仕組みを作ることで希少性が発生して、みんながお金を支払います。ゲームの世界の課金などがそれに当たります。

 

 今回のスニーカーのケースは、デジタルの世界で様々な領域で使用可能で、かつ、将来の現実に近い領域(おそらくARやVR これもデジタルですが)でも使えるものと捉えています。

 

 供給者としてはどんどん希少になるようなデジタル媒体を出し、現実の人たちがxRの世界のために購入する。例えば、現実世界では車もいらないと主張する人たちが、メタな世界では車を購入するなど。

 実際に、私も現実では大して服など購入しないですが、アバターのために課金もしちゃっています。

 そう考えると、お金で購入するものの選択肢がどんどん増加し、需要と供給を保つバランスがうまく取れるようになるのでしょうか。

 最終的に均衡するポイントがあるとは思いますが、電気代やお米の値段と比べてどういったところに落ち着くのかには非常に興味があるところです。

 

 お金で容姿が選べるようなxRの世界だと、ルッキズム批判につながったり、現実世界の給料が架空世界の差につながるのは良くない、みたいな表現になっちゃうかもしれませんね。