ただただ思ったことを上手く伝える練習

プラットフォーマーの技術取り込みと値段について

 感染症の感染者の増加もありますが、月に一回も会社に行かず、基本的にテレワークで仕事は済んでおります。

 

 打ち合わせでよくヘッドセットを使うのですが、有線ケーブルのヘッドセットだと、自由度も少なく、机の上がケーブルだらけになってしまったので、ワイヤレスイヤフォンを検討しています。

 調べて見ると、様々なメーカから同じような機能を搭載したワイヤレスイヤフォンが多くて驚きました。

 

 

 こういった場合に裏で起こっていることはだいたい予想ができます。

 それなりの技術知識があれば導入できるような仕組みが開発されたのだと思います。

 例えばですが、System On ChipとSoftware Development Kitがあって、マイクを搭載すればひとまずアクティブノイズキャンセリングが発動するような開発キットが作られていて、作りたい人には提供されている。。

 似たようなパターンで、スマホなどでよく見るゲームの広告もプラットフォーマーがキャッチーなゲーム広告のソリューションを提供しているのだろうと予想しています。ダウンロードしてみれば、広告と全然違うゲームじゃないかというツッコミをグーグルプレイでよく見かけますし、それはビジネスとしていかがなものかと考えてしまいますが。

 

 話をワイヤレスイヤフォンに戻しますが、SoCやSDKが流通している中でも、値段差が出ているポイントはどこなのでしょう。

 一つは前出の開発キットを使わずにオリジナルで作っているパターン。自社で独自のものを作って、その部分で他社にはないものを追求すると、どうしても大量生産しているところとは値段勝負で負けます。よくあるパターンはさらに値段だけではなく、大量生産でお金が集まっているところに技術開発競争で敗北していく残念なパターンもあります。とはいえ、最近は、そのような判断をする会社も少なくなってきている印象です。

 もう一つは違うところにコストを掛けているパターン。機能は他と同じでよいと判断し、他社が真似できないようなところをアピールしているもの。こちらはこちらでアピールするところがユーザの求めるところではないと売れなくなります。ただ、こちらも最近はちゃんとビジネスフレームワークなどを使って身の丈にあった戦略をとっており、インターネットのおかげで、求めている人が少なくても、その情報を誰かが発掘し、求めている人に情報が届き、AMAZONを使えば購入ができる世の中になったので、誰も困らない世の中になったかもしれません。

 

 そして、こういったコストを掛けて作ったポイントは基本的にウェブで調べてもなかなかわからないのが調べている側の悩みのタネです。装着感や重量感、ノイズキャンセル度合い、スマホアプリの使い勝手など。。

 たくさんレビュー記事はありますが、それではわからない。

 

 そのうち、3Dプリンタが各家庭に一つずつあるようになれば、装着感くらいは解決されるんでしょうね。