社会の変化 と 人間の変化
義両親のスマホの使い方のサポートをしました。
よくわからないメッセージが出ている。と。
その場にいれば、勝手にやってしまいますが、テレビ電話も使えず音声だけで対応しなければならない状況でした。
画面にカタカナが出るとフリーズする。質問をしてもパニック状態で、期待した回答が来ない。ほぼほぼお手上げの状態でした。
結局は、手厚いサポートがもらえるサービスをつけていますので、サポートの人が直接リモートで画面を見ながら解決できると思っています。
昔から変わったものはたくさんあります。
移動手段も変わりましたし、決済手段も変わりました。基本的にはかんたんになる方向になっていると思います。
車はオートマになりましたし、キャッシュレスで計算もほとんど不要になりました。
一方で、情報を取り扱う機器に関しては、まだまだかんたんにはなりきれていない、というよりも、情報 に関する端末は、物々交換から貨幣による流通への変化に等しく、そもそもなかった概念が新たに出てきているじゃないかとも考えます。
さらに、
そもそも、人間の社会活動の仕組みは時間をかけて浸透しながら洗練されていったはずですが、生まれたときには存在せず、10年もすれば新しいものが出てくるという速度感が今までになかったものなんだろうとも考えます。
今の若い世代の人々が苦労をせずに変化に対応しているのは、変化することに慣れていることではないかと思います。それは年齢による習熟度の速さの差よりも大きな差になっているのではないかと。
よくある言葉で、「昔から人間は大して変わっていない。」は嫌いな考えではないのですが、その考えをいよいよ変えないといけないほどの社会は変わってしまったのかなとも思います。
という考え自体も昔からあるものかなとも思いますが。